京セラの太陽光発電の5つの特徴

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  • 更新日: 公開日:2019年11月22日

京セラの太陽光発電の5つの特徴

京セラは1975年から太陽電池の開発に取り組んでおり、1993年に国内で初めて住宅用の太陽光発電システムを販売しました。
太陽光発電システムのメーカーとしてはシャープと並ぶ老舗です。

京セラの特徴は、発電セルの原料(インゴット)製造からモジュールの組み立てまでを一貫して国内工場で生産していることです。

モジュールの品質を追求するだけでなく、保証サービスも充実しているのが京セラの特徴です。
保証期間が長いのがポイントなのですが、なかでも15年の自然災害補償がついているのが大きな特徴で、火災、落雷、台風、洪水、ひょう被害など多くの自然災害がカバーされています。

特徴1|ForZ搭載で電力効率アップ

京セラはセルの裏面に、「表面改質層」という発電時の電化ロスを防ぐための層をつくることで発電効率を上げた、新技術「ForZ®(フォーズ)」搭載の「ルーフレックス」シリーズを2016年に発売しました。

「ForZ®」技術の採用で、今までセル内部で失われていた電化の一部を取り出して、効率よく電気に変換することが可能になったため発電量も増えました。

特徴2|30年後の出力低下率はわずか13%

1984年に京セラが千葉県佐倉市に設立した「佐倉ソーラーエネルギーセンター」には、京セラの原点といわれる太陽光発電システムが30年以上経過した現在でも稼働しています。

安定的に稼働していることだけでも素晴らしいのですが、驚くことにこれらのモジュールの出力低下率は13%。

関係省庁や企業などの団体が調査した、太陽電池モジュールの劣化率は1年間で、概ね0.25~0.5 %とされています。
発電シミュレーションでは0.5%として計算することが多いので、そう考えると標準的かもしれませんが、劣化対策が進んだ現在の最新モジュールではなく30年以上前の技術でつくられたモジュールです。
現在の最新モジュールとは単純に比較することはできませんが、30年経過しても1割強の出力低下率です。
最新のモジュールでしたら更に長期間の安定運転が期待できます。

30年経過した太陽光発電システムと、これからの30年を担う最新の太陽光発電システムを1箇所で比較できるのは、ここ以外には世界中探してもないそうです。
こうした貴重な研究施設で、実際に経年劣化を経験しながら商品開発にフィードバックしていくことができる京セラには、長期的な耐久性への追求姿勢と、品質に対する真摯な姿勢をうかがい知ることができます。

特徴3|特殊封止材ですべての太陽光を利用

より多くの太陽光をパネル内へ取り込むために、京セラの太陽電池モジュールの多くは低反射ガラスを採用しています。

さらに「特殊封止材」を採用することで、これまで利用できなかった波長の短い光も発電に利用できるようになりました。
いいかえると、できるだけ幅広い波長の太陽光を太陽電池セルに届けられるようになったので、発電量が増えた、ということです。

それだけでなくセルとセルの間をつなぐ電極の幅(タブ幅という)を広めることで、発電時のロスを低減する改良も加えられています。

こうしたモジュール全体の出力をアップさせる京セラの技術が、変換効率が低いといわれてきた多結晶型の能力を向上させています。
特徴1の「ForZ®」技術と合わせて、京セラはセル変換効率19.8%、モジュール変換効率17.8%を実現しました。

特徴4|屋根材一体型で景観を壊さない太陽光発電の設置が可能

日本の屋根に合うサイズをとことん追求して、屋根全体への工夫を施し、サイズや形状にまでこだわった対応力には京セラのお客様目線が生きています。

「HEYBAN®(ヘイバーン®)」シリーズは、名前の通り平板瓦葺きと同じ段葺ができる屋根材タイプで、屋根との一体感を生み出す高いデザイン性が特徴です。
瓦より軽く、太陽電池モジュールがそのまま屋根瓦になるので、パネルを設置するための架台も不要なので、屋根への負担は大幅に低減します。

架台が不要で、屋根瓦が減る分工期の短縮が図れ、部材も減るので、費用負担も軽くなる合理的なシステムです。
モジュール自体が小さく、1枚ずつ脱着することができるのでメンテナンス性がいいのもうれしいポイントです。

特徴5|世界初!長期連続試験の性能品質テストで品質保持

国際基準であるIEC(国際電気標準会議)の条件よりも更に厳しい条件下で、世界有数の第三者認証機関、テュフ ラインランド(本社ドイツ)が、約1年間連続した試験を実施する総合的な太陽電池性能品質テストである、「長期連続試験」で京セラの多結晶型太陽電池モジュールが3つの認証を取得。

同機関の塩水噴霧試験にも合格したので、塩害地域でも長期間性能を保つことが証明されています。

さらに「高温・高湿度耐久試験」や「鋼球落下試験」「正圧負圧耐久試験」など京セラ独自の品質試験により、厳しく品質を管理しています。

ドイツの国際研究機関、フラウンホーファー研究機構の耐PID試験では、京セラの多結晶型太陽電池モジュールは発電効率が低下しないことが実証されました。
より条件が過酷なアメリカの太陽電池試験機関、ピーブイエボリューションラブズ(現:DNV GL社)の耐PID試験もクリアしています。

京セラはこうした長期連続試験や独自試験だけでなく、材料となるシリコンの製造からモジュールの完成までの全工程を社内で行うことで技術力に磨きをかけ、品質の向上に取り組めるので、長期間の使用に耐える耐久性と信頼性の高い製品を供給し続けられるのです。

京セラの太陽光発電がおすすめな人!

長年太陽電池の研究開発を続け、さまざまな試験や実績からのフィードバックを元に、さらに品質を追求しようとしている京セラ製の太陽光発電システムは、信頼性が高いだけではなくデザイン性にも配慮した商品ラインアップも特徴です。

過酷な状況下でも長い期間安定して発電ができるという観点と、屋根の上も美しく飾りたいというニーズを同時に満たすような製品はほかにはありません。
京セラにとっては信頼性は標準装備のようなものです。デザイン性を重視したいのでしたら京セラをおすすめします。

パネルを置きたくない、景観を壊したくない人

基本性能だけではなく景観についても考え抜いた商品ラインアップが魅力の京セラです。
住宅の景観を壊したくないので太陽光発電システムは設置したくない、と考えの方もいらっしゃるようです。

京セラにはそのような方でも、太陽光発電システムを設置したくなるような3つの商品構成を用意しています。

一つめが「HEYBAN(ヘイバーン)」シリーズで、太陽電池モジュールがそのまま屋根材になるので景観を損ないません。

二つめは「SAMURAI(サムライ)」シリーズ。1枚1枚を小さくしたモジュール3種類を組み合わせることで、日本の屋根のかたちに合わせてピッタリ敷けるので、景観が美しいだけでなく効率のいい発電が行えます。

三つめは「ECONOROOTS(エコのルーツ)」で、日本の屋根にアジャストしたモジュールを組み合わせることで美しく設置できます。
モジュールの種類が少ないので複雑な屋根には向きませんので、切妻屋根の住宅におすすめです。

新築やリフォームをお考えで、屋根の上もスッキリとしたデザインをお求めでしたら「HEYBAN(ヘイバーン)」シリーズがおすすめです。
京セラはパネルのサイズを小さくして、複雑な形状の屋根にもキレイにフィットするようにデザインしているのが大きな特徴です。

積雪地帯にお住まいの人

積雪のあるところでも年間を通して発電できるエリアはたくさんあります。
しかし、積雪の重さに耐えられずに、破壊されてしまっては大変です。
京セラでは、太陽電池モジュールと設置ラックの両方で積雪量が1.0m~2.0mまでの地域に対応しています。

太陽電池モジュールに関しては、裏面にサポートバーを配し、積雪の重さに耐えられるよう、太陽電池モジュール自体の強度を補強しています。
積雪専用の設置システムには「横ラック」「縦ラック」「補強バー」で、2.0mの積雪の荷重に対応する構造になっています。

和瓦や平板瓦向けにも専用の瓦アンカーを使用して、積雪重量をサポートします。
対応する屋根材は「スレート瓦」「和瓦」「平板瓦」「横葺き板金」「縦葺き板金」「石粒付板金」「アスファルトシングル」と多彩なのもポイントです。

30年以上の稼働実績があるメーカーを利用したい人

1993年に国内で最初に住宅用の太陽光発電システムの販売を開始したのが京セラだといわれていますが、翌年の1994年から住宅用太陽光発電挿入を促進する国の補助事業がスタートしています。

ですから、住宅用の太陽光発電システムで一番歴史のある京セラでも30年は経過していないのです。
しかし、特徴2で説明したように、1984年に千葉県佐倉市の「佐倉ソーラーエネルギーセンター」に設置した、京セラの太陽光発電システムが30年以上経過した現在でも安定稼働しています。

この太陽光発電システムから得られるフィードバックは、他社にない貴重なデータを含んでいるはずで、それを製品開発に役立てることができるのは、他社に対して大きなアドバンテージです。

そのようなかけがえのない実績データだけではなく、30年以上の稼働実績はそのまま京セラの耐久性と信頼性の証となりますから、実績重視の人は京セラを選ぶことをおすすめします。

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