太陽光発電の詐欺によくある6つの手口と対処法

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  • 更新日: 公開日:2019年11月28日

太陽光発電の詐欺によくある6つの手口と対処法

太陽光発電を契約する際、注意しなければならないのが「詐欺」です。
訪問販売や悪質な販売店に騙されてしまい、詐欺もしくは詐欺まがいな契約をしてしまうケースはいまだ多発しています。

訪問販売による相談件数

参考:国民生活センター

実際の事件では、契約後に工事してくれず高額な契約金だけをだまし取れたケースもあります。
ここでは、訪問販売によくある手口や回避方法、被害にあった場合の対応についてご紹介します。

太陽光発電の詐欺によくある6つの手口

太陽光発電の詐欺は、基本的な手口があります。
すぐに違和感に気づけるようここではまず、よくある太陽光発電の詐欺の手口を6つご紹介します。

手口1|モニター価格やキャンペーン価格の誘い文句で初期費用をだまし取られるケース

太陽光発電の詐欺のパターンの一つが、「モニターに当選したので、特別に安い価格で設置できる」「今月中ならキャンペーン価格で安い」などという甘い誘い文句で契約を結ばせ、初期費用を騙し取る詐欺です。

こういった詐欺は他社と比較されるとすぐに高額だとばれてしまうため、「今すぐなら安い」「明日だと対象外になる」などと言って契約を焦らせてきます。

「今日だ」「今だけ」と急かし他社と比べる猶予を与えない強引な営業は、詐欺や悪徳業者の可能性が高いため注意しましょう。

手口2|相場より安いと偽り高額な費用を請求されるケース

「相場より安い」と言われて契約したら、実際は相場よりも高額だったというケースです。
一般の方の中には太陽光発電の相場を知らない方も多いため、請求された値段が適正価格かどうか見極めることが難しいでしょう。

なかには見積もりの際に、工事の内訳や詳細を伝えず、追加料金などを請求されてしまうケースもあります。
業者の話をうのみにせず、知識や相場観を身に着けてから自分自身でも判断できるようにならなければなりません。

手口3|契約金支払い後に施工されないケース

契約してお金を支払った後、太陽光発電の設置工事がおこなわれる前に計画倒産されてしまい、契約金が戻ってこないという事例も見られます。
最初から騙すつもりがあったかどうかが不明瞭なため、犯罪として立件できるかどうか難しいです。
このような詐欺に騙されないためには、信用できる業者かどうか契約前にしっかり見極める必要があります。

手口4|特別な補助金があったり会社が施工費用を出すと言われたりするケース

「特別な補助金がある」「会社が施工費用を出すので本体価格のみで良い」などといってお金を騙し取るケースにも注意が必要です。
「補助金はもうすぐ打ち切られる」などと契約を焦らせることもあります。
施工費用は無料になっても、全体の価格は相場より高い場合があるため、複数業者見積もりを取って比べましょう。

手口5|契約するまで営業マンが帰らないケース

太陽光発電の詐欺で多いのが、訪問販売で契約させられてしまうケースです。

説明が一通り終わったのになかなか営業マンが帰らずにセールストークをしつこく続け、契約してしまう事例も見られます。
急な訪問販売はなるべく家にいれず、その日のうちに契約せずに家族などに相談したほうが良いでしょう。

何度も訪問してきたり、太陽光発電のメリットばかり伝えてきたりといった営業マンにも注意が必要です。
こういった悪質な営業マンとは契約しない方が良いのはもちろんですが、もし無理やり契約させられてしまった場合、「クーリングオフ制度」の対象になる可能性が高いため覚えておきましょう。

手口6|契約をキャンセルすると高額なキャンセル料を請求されるケース

悪徳業者の場合、詐欺だと気づいて契約をキャンセルしたら、高額なキャンセル料を請求されてしまったというケースも見られます。

基本的には、契約から8日間はクーリングオフ制度の対象となります。
クーリングオフにキャンセル料や解約料などはかからず、消費者側から一方的に、無償で契約を解除することができます。

「クーリングオフはできない」「キャンセル料がかかる」などと嘘をついたり脅したりしてクーリングオフを妨害された場合は、8日を過ぎてもクーリングオフが可能です。
困ったときには、消費生活センターや弁護士などに相談しましょう。

【詐欺前】太陽光発電詐欺を回避する方法

太陽光発電詐欺のトラブルに遭わないためには、怪しい業者と契約しないということが大切です。
最近はインターネットなどで詐欺情報も集めることができるので、契約前によく調べておきましょう。

会社名や営業担当者の名前をネットで検索する

太陽光発電の詐欺を回避するためには、施工業者の情報について調べて、信頼できる業者かどうか確認する必要があります。
まずはインターネットで、会社名や営業担当者の名前を検索してみましょう。悪徳業者であれば、ネットで調べた段階で怪しいと感じられる可能性が高いです。
公式サイトの施工実績や怪しい点は見られないか、その業者で太陽光発電を設置した方の口コミを調べます。法人登記の有無や、詐欺被害の口コミがないかといった情報も集めましょう。

詐欺かどうかネット掲示板や友人に相談する

太陽光発電を導入する際には、自分ひとりだけで決めず、家族や友人などに相談しましょう。実際の詐欺被害は、「訪問販売で焦って契約させられた」というケースが多くみられます。
営業マンがしつこく勧誘してきても、その場で契約せずに、一度帰ってもらいましょう。営業マンに違和感があれば、ネットの掲示板や友人に相談してみるのもおすすめです。

【契約後】詐欺かもしれないと思った場合の対処法

契約後に詐欺かもしれないと思ったら、まず考えるのはクーリングオフ制度を使った解約です。
クーリングオフとは、太陽光発電の訪問販売など、冷静に判断できないままに契約してしまった場合に、無条件で契約前の状態に戻すことができる制度です。
契約日から8日以内なら消費者側で一方的に解約でき、違約金やキャンセル料なども発生しません。

何かと理由をつけて施工を先延ばしにする

太陽光発電の設置工事が終わってしまうと、クーリングオフするのが難しくなります。
そのため、「契約してしまったが相場より高いのではないか」など、もし怪しい業者と契約してしまったかもしれないと気づいた場合、理由をつけて施工を先延ばしにしてください。

クーリングオフできるか契約書を確認する

クーリングオフできる期間は、「消費者が事業者から法定書面を受け取ってから8日間」と定められています。
法定書面とは、商品の型式や数、瑕疵担保責任の内容、契約解除の内容など、法律で定められた事項が書かれた書類のことです。
太陽光発電の訪問販売の場合、ほとんどは申込書や契約書が法定書面にあたります。

クーリングオフできるのは8日以内といいましたが、業者が「クーリングオフはできない」等といい妨害してきた場合、8日間を過ぎてもクーリングオフできます。

もし、法定書面を受け取っていない、または法定書面の内容に不備がある場合は、クーリングオフの日数は進まず、不備のない法定書面を受け取るまではいつでもクーリングオフが可能です。
書面に不備がなくても、強引に契約させられた場合は、8日間を過ぎてもクーリングオフできることがあります。

方法がいまいちわからない場合は、消費者問題を扱う弁護士に相談することをおすすめします。

まとめ

太陽光発電の詐欺は、知識のない買い手につけこんで、相場より割高な商品を売りつけたり、初期費用をだまし取ろうとしたりします。
悪質業者に騙されないためには、冷静に業者について調べ、自分だけで判断せずに友人や家族に相談しましょう。

焦って契約せずに、複数業者から相見積もりを取ることも大切です。
もし契約してしまっても、慌てずに「クーリングオフ」の手続きを踏めば、キャンセル料なしで解約できることがあります。
もし詐欺かもと思ったら、消費生活センターなどに相談しましょう。

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